当初家には水が来ていませんでした。正確にはかつて沢水をパイプを幾重にも繋げて引いていたようなのですが、15年近く放置されたそれらは無残にも崩壊し、~兵どもが夢のあと~という風な状況でありました。水が無くては農業はおろか日常生活すらままなりません。そこで、あらたに水を引くことにしました。
まずは、沢水を引く際のマストアイテム黒パイことポリエチレン管の用意!どのくらいの長さが必要かを計測します。手元に20mの荷物ロープがあったので、それを実際に設置するであろう場所に引き廻して長さを計測します。我が家の場合は150mの長さが必要だということが判明しました。
黒パイは、様々な規格があるようで選択に迷ったのですが、いわゆる人工的な圧力がかからない沢水の利用であれば一層のいわゆる2級管とよばれるもので充分とのことでした。太さは、20mm!これは、何箇所かに分岐させるので13mmだとちょっと水量に不満が出るかもしれない・・・との配慮です。
で、まあイザ買おうかと思った折、地元の方から「かつて農業用ハウスの潅水で使用していた黒パイのお古があるから持って行ってくれて構わない」とのありがたいお言葉を頂戴いたしました。頂いたパイプ(ちょうど20mm!)は、中古らしい汚れや傷が見受けられるものの、概ね良好な状態と思われます。30mのパイプが6本にあとはもうちょっと短いものが幾本かありました。このパイプをジョイントで繋いで使えば、長さは余裕でOKです。
続く
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