農場紹介

・クスダマ農場へようこそ!「安心・安全・おいしさを適正価格」でお届けします。長野県下伊那郡阿南町和合の豊かな自然の中で平飼いでタマゴを生産しております。餌は、お米を主体に遺伝子組み換えでない飼料を配合して与えています。是非ご利用お待ちしております。

2013年11月8日金曜日

沢水を引こう~黒パイをひきます

さてさて、黒パイが揃いましたので、実際に引き廻していきます。巻いた状態の黒パイをえっちらおっちら担いで、まずは取水口付近まで運びます。ここにタンクを設置することを想定して引いていきます。

そのまえに、畑のキワを黒パイが通るのですが、ここは凍結防止の為に溝を掘ります。深さは20~30cm。はじめ鍬で表面の草を削りつつ大まかなルートを決めていきます。そしてルートが決まったらツルハシのバチのほうでひたすら掘っていきます。あったらいいな~ってツールは金テコがオススメです。実際竹の根なんかと遭遇した際これがあって本当に良かった!と心から思えました。加えて竹の根を除去する為にはノコギリが必要ですね。

引き廻す際、黒パイはタンクから家の方に向って下がっていることが肝要です。かつ、滑落したりしないように樹木の上側を通ることが望ましいです。もしかしたら上がってるぅ?って時は、水平器をあてて高さをチェックしてみると良いです。ちなみに少しくらい上がっていても水はくることは来ますが、黒パイの中に水が残ってしまう為、厳冬期に万一水が止まった際に残り水が凍結し、水が来な~い!!!なんてことになってしまうのを防ぐ為でございます。

そんなこんなで挽き廻して、なんとか家までホースがやってきました。今回は30mくらいのホースを4本繋いだら家まで到達。ホースとホースを繋ぐ為に金属製の継手を地元の金物店で購入しました。沢水ビギナーなので、勉強の意味も込めてノウハウのあるお店でいろいろ質問しながら部材を揃えようと思いまして。でも、やっぱりちょっと高いので最低限抑えなくてはならない部材だけ買いました。他はホームセンターで購入。

金属製の継手は、接続する際、黒パイの先っちょをバーナーで軽くあぶってくにゃらせる必要があります。これは、地元の達人に実際にご指南いただきました(もっとも既に数多のアドバイス、ご助力をいただいております!)。くにゃらせて、金属部品!?をねじ込んで。もう一方の黒パイもくにゃらせてねじ込んで・・・そしてナットで固定していきます。

継手はこれも色々ありますが、金属製のモノは樹脂製の継手よりも断然ガッチリ固定できて安心感が違います。特に、本管同士の接続などは金属製を選んだほうがいいように思えます。

次回は、タンクを設置してまいります。


続く

2013年11月7日木曜日

まずは沢から水を引こう

当初家には水が来ていませんでした。正確にはかつて沢水をパイプを幾重にも繋げて引いていたようなのですが、15年近く放置されたそれらは無残にも崩壊し、~兵どもが夢のあと~という風な状況でありました。水が無くては農業はおろか日常生活すらままなりません。そこで、あらたに水を引くことにしました。

まずは、沢水を引く際のマストアイテム黒パイことポリエチレン管の用意!どのくらいの長さが必要かを計測します。手元に20mの荷物ロープがあったので、それを実際に設置するであろう場所に引き廻して長さを計測します。我が家の場合は150mの長さが必要だということが判明しました。

黒パイは、様々な規格があるようで選択に迷ったのですが、いわゆる人工的な圧力がかからない沢水の利用であれば一層のいわゆる2級管とよばれるもので充分とのことでした。太さは、20mm!これは、何箇所かに分岐させるので13mmだとちょっと水量に不満が出るかもしれない・・・との配慮です。

で、まあイザ買おうかと思った折、地元の方から「かつて農業用ハウスの潅水で使用していた黒パイのお古があるから持って行ってくれて構わない」とのありがたいお言葉を頂戴いたしました。頂いたパイプ(ちょうど20mm!)は、中古らしい汚れや傷が見受けられるものの、概ね良好な状態と思われます。30mのパイプが6本にあとはもうちょっと短いものが幾本かありました。このパイプをジョイントで繋いで使えば、長さは余裕でOKです。


続く

2013年11月6日水曜日

はじめまして!はじめました。

こんにちは!クスダマ農場日誌はじまりました。くすのきです。ここでは、生まれたばかりの農場がどう成長していくかを綴っていこうと思います。数年先、成功し日の目を見るのか?はたまた挫折し、反面教師的な存在になっているのかは分かりませんが、とりあえず出来ることからコツコツと無理をせずに進んで行こうと思いますのでよろしくお願いします。