どうも。
早いもので、東日本大震災から4年です。
茨城県、つくば市で震度六弱のかつてない揺れに見舞われたことが、つい最近のことのように思えてなりません。思い返せば、震災直後の都市機能の麻痺は、人々を常軌の逸するような行動に駆り立て、その様は、何とも滑稽でありました。スーパーマーケット、ガソリンスタンド・・・。こうはなるまいと思っていても、記憶は時と共に平滑化され、抽象化されていきます。被災地の情報も段々と遠くなっていき、あの福島第一原発に近い場所で高速道路が開通したとか、JRの代行バス運行開始したとか、いかにも日常が戻りつつあかのるような情報だけが耳に届いてきます。しかし、原発の事も含めて、被災地は未だ復興道半ばです。何となく分かってはいるものの、日々の暮らしの中で不意にそのことを失念してしまいそうになる自分がいます。災害は、忘れたころにやってきて、多くの悲しみと共に去っていきます。日本に暮らす以上、地震災害から逃れることはできないでしょう。今は、ただ防災意識を高め、来るべき日に備えることが、何より重要であると考えます。備えあれば憂いなし。3月11日、4年前を振り返ってふと思った次第であります。
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