こんばんは。
今冬は流行ると噂されていたが…まさかここまでとは。鳥インフルエンザ発生のニュースを聞かない日はありません。当農場も極小規模とは言え鶏を飼っていることにかわりありませんので、日々防疫を徹底しつつ状況を見守っております。
特に衝撃的であったのは、岡山県美作市で発生したものです。飼養数は、なんと64万羽。一か所でこの規模はかつてない規模です。しかしなから、当初この話を聞いた時には、いささか腑に落ちない点がありました。ニュースソースなどから農場の建物などを確認しますと、いくらケージ飼いとは言え本当に64万もの鶏を使用できる規模には見えなかったからです。さらに深く情報を探っていきますと、この農場が育雛専門の施設であることがわかりました。ここで、ある程度まで育てて各地の生産拠点に送りこんでいるようです。これで合点がいきました。成鶏64万では無く育雛中の雛ならば64万という数字も理解できます。そして、この若い64万の鶏たちが処分されていくことを考えると胸が痛みます。この農場は、ウインドレスと呼ばれる窓がない鶏舎です。外界とは、基本的に隔離されているため、野鳥や小動物の侵入は限りなく少ないと思いますが、それでも起こってしまった。考えられるのは、餌、水、立ち入る人がウイルスを持ち込んだということです。規模も大きいだけにどこか手落ちの部分があったのかもしれません。後学のためにも、いち早い原因究明と公表をお願いしたいと思います。
クスダマ農場もいつ自分のところに来てもおかしくない…という覚悟で臨んでいます。いち早い収束を切に願います。
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