農場紹介

・クスダマ農場へようこそ!「安心・安全・おいしさを適正価格」でお届けします。長野県下伊那郡阿南町和合の豊かな自然の中で平飼いでタマゴを生産しております。餌は、お米を主体に遺伝子組み換えでない飼料を配合して与えています。是非ご利用お待ちしております。

岡崎おうはん休止のお知らせ

今まで「岡崎おうはん」をご愛顧いただいておりました皆さまへ

この度の鶏種変更にともない休止とさせていただき大変申し訳ありません。力及ばずこのような結果となってしまいました。卵の品質は、餌、水、飼養環境で大きく変わってきます。後継となります『もみじ』は、『岡崎おうはん』とまったく変わらない、いままで通りのやり方で飼養しています。是非、一度クスダマ農場のもみじをご賞味いただければ幸いに存じます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

なぜ、岡崎おうはんをお休みさせていただくかと申しますと…。

◆産卵数が安定しない

飼い方が悪い!と言われてしまいますと返す言葉もありませんが、飼い方の問題があります。
原因は、餌、開放型平飼い、デビーク(断嘴)。

・餌 
餌は、大半を占める穀物にお米を使っています。お米は、一般的に使われているトウモロコシに比べて栄養価が低く脂肪がつきやすい欠点があります。そのため、平均よりも産卵の数は少なくなると予測して段取りをしています。しかしながら、結果として予測を越える低調さになっています。特に岡崎おうはんは、体が大きいため、より栄養のある餌を必要としています。

>なぜトウモロコシを使わないのか?それは、ほぼ海外からの輸入に頼っており、ほぼ遺伝子組み換えだからです。長期の輸送に耐えうるようにポストハーベストと呼ばれる農薬が大量に使用されています。せっかくの小規模養鶏で餌にこだわった卵をお届けしたいと考えておりますので、トウモロコシを使う…ということは、まったくやる意味がなくなってしまうのです。

・開放型平飼い
クスダマ農場の鶏舎は4面が網に囲まれた開放型の鶏舎です。そのため、気候の影響を強く受けます。鶏舎がある長野県下伊那郡阿南町和合は、冬季-10度くらいまで下がります。鶏は、本来とても強い生き物で、寒さについていえば-15度くらいまでは問題ないとされています。ただそれも羽毛を纏っているから耐えることができるのです。しかし、餌、断嘴の問題とも関わってくるのですが、つつきという悪癖がでており、毛のない(薄い)鶏がいます。毛のない鶏は、やはり見るからに寒そうで、殊に、2018年1月、2月というのは寒さが厳しく、脱落してしまう鶏がでてしまいました。解決のためには、気候に対処すべく管理を行えるようにしなくてはなりません。つきつめていけば、いわゆる自然から隔絶したウインドレス鶏舎ということになります。

>つつきというのは、嘴で他の鶏の羽毛をつついて食べてしまうという行為です。この行為がエスカレートすると出血、そして共喰いという最悪の流れになってしまいます。この行為の原因は、ストレスや栄養不足、群れの中の序列などが原因とされています。今まで、これを防ぐために餌を制約がある中で配合を変えるなど試行錯誤してきましたが、根本的な解決には至っておりません。また、このつつきを止めるための措置として断嘴というものがあります。

・断嘴(デビーク)
断嘴は、ひよこの段階で嘴の先端を焼き切る処置です。大半の養鶏場がこの処置を行っているのではないかと思います。嘴の先端をきることで、先端を丸くしてつついても相手にケガをさせないためです。鶏の嘴は、神経が通っており、断嘴を行うと終生にわたり痛みが残るという話もあります。また、餌に緑餌(季節の野草など)を与えていますがこれをうまく食べられなくなる可能性があります。できることならば、出来るだけ自然の形で育てて生きたいと思っており今まで断嘴はせずにおります。


◆解決するために
餌に、トウモロコシを使い、ウインドレス鶏舎にして、断嘴を行えば、もしかすると懸案は解決できるかもしれません。でも、それは私が望むものではありません。できるだけ自然に近い環境の中で自然に近い飼い方を続けたい。そしてより安定的かつ人にも鶏にも優しいやりかたを…と考えました。結果、鶏種をより強健なものに変更する。という選択をさせていただくことになりました。

◆もみじ
もみじは、岐阜県の後藤孵卵場がつくっている鶏です。性格も穏やかで、卵質にも定評があります。また、当地よりも厳しい環境での飼養もなされており、その強健さも折り紙つきです。

・実際に飼養してみて
5月に雛を導入しました。6カ月を経過し生存率もかなり良い結果となっています。産卵も始まり、卵質も満足いく品質です。気候が厳しくなるこれからの時期にどのような結果となるか…。それはまだわかりません。でも、この6カ月寄り添ってみてわかるのは、活き活きとした生命力を強く感じています。これなら冬も越せそうな気がしますが、お天道様次第という感じでどう転ぶかはまだわかりません。結果は、また追ってお知らせさせていただければと思います。

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